ミュージカルプロデューサーへの転職活動〜敗北編〜
今、人生の夏休みを謳歌してるところですが
実は結果的にこうなったという背景もあります。
基本的に働きたい私は、年齢も34歳ということもあり早くキャリアチェンジをしたく、前職在籍中にいくつか書類選考に臨みました。
ちょうどブロードウェイミュージカルを招聘した公演を打つことの多い某企業の募集がかかっていたのです。
条件を見て驚き。
・海外からミュージカルを招聘した経験があること(必須)
他にも英語が話せるなど諸々ありましたがまだそれは理解できるとして、この条件。
こんな人材そこらへんにおるかーい*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
そしてそんな経験皆無の私は必死に
その他条件をクリアしているアピールと、招聘はしたことないけどほぼ毎年NYにブロードウェイミュージカルを観に行き注目作品を直に見ているアピールをした書類を作成。
・・・厳しかった。
キャリアチェンジを決めたのにキャリアがチェンジするからキャリアがアピールにならない_| ̄|○
社会人としてのベースはあって、できることは十分にあると思ってるのだけど、言葉にできない。
広告のセールスやってました。
オペレーション部門の立ち上げしてました。
BPRを目的としたシステム開発しました。
チーム立ち上げしました。
リーダーやりました。
マネジメントやりました。
・・・・で??? っていう。
(ちなみにミュージカルやSHOWにプライベートで携わってきているのでその経験は書きました)
初めて自分の履歴書を書いて職歴なんて一行で終わるしなんて綺麗なんだろう✨、と思う一方
自己アピールの難しさをひしひしと感じました。
転職経験のある友人に添削をお願いすると、この約12年働いてきたIT用語の数々を指摘され
キャンペーンのマネジメントって何するか伝わらないよ?とか言われ。
和訳すれば良いの?チーム名もキャンペーンマネジメントチームだったのに。みたいな領域に陥り。
頭をひねりにひねって最後はパッション( ´ ▽ ` )みたいな書類を丁寧に封筒に入れ郵便局に出しに行きました。
その帰り、受かると良いね、と添削してくれた友達と焼肉ランチを食べ。
・・・返事が来ることはありませんでした。
私の想いが詰まった書類。果たして読んでもらえたのでしょうか笑笑
ラインでも既読がわかるのが当たり前な時代、自分の想いを込めた履歴書が読まれたのかさえ分からない切なさはなんとも言えず。。。。
こうして最初の転職活動は敗北しました。
やはりミュージカルの世界は一般企業からすると専門職に近く、企業は経験者=即戦力を求めています。
自分ができることを企業が求める条件に当てはめた時に圧倒的に足りないのは経験。
でもそれは仕方ない。これから積む必要があるからその方法を考える。
あとは案外求められていたのが英語力。しかもビジネスレベル。
ここは努力でどうにかできるかもしれない。
という結論に至りました。
英語に関しては日常会話レベルの私。一度どっぷり英語に向き合う時間を持つ必要があると感じています。
という事で、この後の私の計画はまた別の機会に紹介します。
簡単な道じゃないけど挑戦すると先は見えてくる!はず。