34歳女子夢追い日記。

自分の道をえらぶ。30代でキャリアチェンジ。リスタートを切ったばかりの私のまいにち。

コロナが広がるニューヨーク

コロナが世界に広がり、日本でも劇場はほぼクローズしている4月。

数年かけて準備してきた演劇がお客さまに届くことなく終演を迎えるつらさ・くやしさに心を痛めてきましたが、

もはや演劇界が・・・というレベルではない命を守るレベルに達してきていると感じています。

 

私も現場が入っていないため自宅業務を始めて2週間目となりました。

 

ニューヨークに行った時の友達やその家族が心配で連絡を取っています。

3/13にブロードウェイの劇場が閉鎖され、

3/22にロックダウンされたニューヨーク。

 昨年参加したTONY賞も延期が発表されており、有名な劇作家がコロナで亡くなったり俳優の感染も発表されています。

 

また、コロナの危機は友人たちのすぐ近くに来ていました。

 

彼氏とその家族と同居している日本人の友人A。

彼と家族は高熱(42度!)が1週間も続き、それでも病院ではなく自宅療養をしていたようです。

Aはそんな中微熱で済んだそうですが、匂いが感じ取れない症状は出たそう。

 

スーパーなどの買い物はできますが基本的にはロックダウン。外に出たから捕まる、というわけではないですが、自粛ムードは高いままだそうです。

気晴らしができないまま、微熱=家族の中ではもっとも軽症ということで、

彼の家族分の家事をする日々にストレスも出てきている様子でした。

 

また、彼のお友達のお母様、友人Aにもよくしてくださったそうなのですが彼女はコロナで亡くなったそうです。

隔離されているので家族も会えないままだったそうです。。

友人も心を痛めていました。

 

 

アメリカ人家族とルームシェアをしている日本人の友人B

 

ルームシェアというか、家族が住んでいる中で1部屋を借りるスタイルのairBみたいな感じだと思います。

 

ある朝身支度をしているときに、ルームメイトが泣きながら911コール(救急車コール、日本でいう119)をしてくれと言ってきたそうです。

同居しているルームメイトのお母様が呼吸困難ですでに意識が無い状態に。

 

慌てて911コールしたものの救急車の空きがない。

代わりに消防車のレスキューがきたようです。

 

間もなく医療関係の車がきて、人工呼吸器をつけて病院に運ばれたそうですが

息子さんは一緒に病院に行くことができなかったそうです。

 

2週間前までは今の日本のような状態だったそうで、そこから一気に状況が変わり身の回りにもコロナの危険を感じた瞬間だったということでした。

 

筋トレ・運動大好きな超元気20代女子、友人C

 

若いし、健康マニアだし、運動も大好きで元気いっぱいな友人C。

まさかと思いつつ彼女にも連絡をしたところ

「とりあえずコロナから生還したばっかりで体力を戻すのに忙しいなう」

って返信がありました。

 

もうすでにかかっていたとのこと。単身でNYにわたり伝染病なんていつも元気なCもさすがに怖かったのではないかと思います。

 

無事でよかった。。。でももはや持病を持っている人やお年寄り関係ないということがよくわかります。

 

 

心配が増してきている中人の心配をしている場合じゃないかもしれない日本。

明日にもロックダウンの発表がされるかもしれないですが、どうかほかの国の状況を自分事にとらえて被害を拡大させないために一人一人が自制できればと思います。