会社員とフリーランス
大きなミュージカルの興行をやるにはまず資金力が無いといけない。
そのためプロデューサーは雇われ会社員がほとんどです。
一方で舞台監督や演出、制作や音楽監督、衣装や通訳などはフリーランスが活躍しているように見受けられます。
ここで思うのが、費用。
発注するスタッフさんは、一日数万円単価で計算をし予算を見積もるのですが
1番お金をもらえてないのは
雇われプロデューサーなんではないかと思います。
なんなら興業が赤字になりそうなら
予算削減のために外部を雇うのをやめプロデューサー総動員で表に立ったりもします。
黒字になってもインセンティブはありません。
エンタメの世界は
組織力や育成制度もままならず、評価制度もあいまいで給料は低い。
残念ながらそう言うところでもあります。
以前プロデューサーになるのは通過点だと書いたのですが
この数年は修行期間としてとりあえず学べるものは最大限学ぶ。
そしてその先どうなっていきたいかをしっかり考えて日々過ごさないと、忙しい毎日、目の前に起こることの処理に忙殺されていくのだなと感じています。
好きを仕事にする、
そのチャレンジの中でも色々思うことがあり
好きが勝つのか、仕事と好きを分けて考える、が勝つのか、今後が楽しみです。