シェムリアップで今注目のエンターテインメント、カンボジアンサーカス
もちろん遺跡ツアーも行きましたが、正直この暑さの中で毎日毎日遺跡巡りは修行のようです・・・・。
他のエンターテイメントでいうと、PUB STREETで飲む、オールドマーケットでお買い物、などありますが、
今回地元民のちーちゃんに連れて行ってもらったのは、サーカスです。
- Phare - The Cambodian Circus
ここでは毎日、カンボジア人によるショーが行われています。
サーカスといっても、シルク・ド・ソレイユみたいなものもあれば、動物が出てくるサーカスもあるのですが、
このサーカスはストーリー仕立ての舞台演劇のようなエンターテインメントでした。
私がいった時の演目は「WHITE GOLD」というお米を題材にしたサーカスでした。
カンボジア人は日本と同じく米文化です。朝も昼も夜もお米を食べています。
昔は仲良くお米を分け合っていた時代から、それを独り占めしようとする人や、受給者と労働者に別れてしまった時代など、お米を通じた様々なカンボジア人の歴史をサーカスで表しているようでした。
(解釈が違ったらすみません)
実際にサーカスでは大量のお米が出てきてそれで絵を描いたり、アクションに使ったりしています。
友達曰く、この作品は他のものよりアクロバティックなシーンは少ないけどストーリー性がある演目だったそうです。
生演奏の音楽や絵を描く人、パフォーマンスをする人などさまざまなアーティストが融合しています。
会場自体が広すぎずアットホームな雰囲気があり、
映画Greatest Showmanで最初にヒュー・ジャックマン演じるバーナムさんがサーカスをした時のような雰囲気を感じる、円形劇場でした。
そしてもう一点。
終演後にアナウンスがあったのですが、このサーカス団、ファー・サーカスはアートスクールに通う学生たちのSHOWだったのです。
ファー・サーカスは、バッタンバンに本拠を置くNGO「Phare Ponleu Selpak/PPS(芸術の光)」を母体として誕生しました。PPSは元々、内戦時代の難民キャンプの若者たちの中から1986年に生まれた活動で、子供たちに絵画、音楽、デザインなど教えるアートスクールとして発展してきました。
その後シェムリアップにてこのサーカスショーを開始。PPSの卒業生をこのサーカス団団員として迎え入れ、活動をしているようです。
正直、衣食住においてもまだまだ発展途上のカンボジアでエンターテイメントにお金や時間・情熱をかけている姿は驚きでした。
ただ演者一人一人の表情は何ていうか・・・真剣で、生き生きしていて、とえも応援したくなる気持ちにかられる印象でした。
終演後には、その活動の支援となる募金を募っており、同時に演者たちと直接写真を撮ることもできました。
こんなに暑い国で日々鍛錬を繰り返し、こうしてショーをやっている彼らにもっと頑張ってほしい、どんどんショーができる環境が整備されてほしいと願うばかりです。
チケットはここから買えます。
オンライン決済をして、送られてきたメールがあれば入場できたので、
滞在中でも予約できます!一番安いC席で18ドル〜です。
Tickets - Phare, The Cambodian Circus
A席、B席、C席と別れており、C席は正面から見るとサイド席になるため、安いですが見づらいシーンもあるかもしれないです。
B席、C席はエリアは指定ですが、自由席なのでぜひ早めに行って見やすい席を取ってくださいね。
私はB席を取りましたがギリギリだったので最上段の端っこ、照明ブースの隣になりました。
それでも会場は広くないので十分見えましたよ👍
外にはお土産やさんやビールも売ってます!
飲みながら楽しんでください!
ファーサーカスの紹介でした。