Lady Bunnies Burlesqueの立ち上げ。
私は大学時代、早稲田大学にあるミュージカルサークル、Seiren Musical Projectに所属していました。
ガッツリとミュージカルにハマるのはこのサークルに出会ってからになります。
その時の友人は役者を続けている人、ダンサーになった人、子供向けミュージカルの団体を立ち上げた人、プロデューサー、制作、音楽制作、音響、、などなど。
幅広く舞台に関わっている人がいます。
(もちろん私のように会社員になった人もたくさんいます)
その時の仲間で役者をしていたSharoから、2017年1月、バーレスクショーをやりたいのだけどスタッフとして立ち上げに関わってくれないか、とお話をもらいました。
これもよく出来たタイミングだったなぁと今となっては思います。
どう自分がミュージカルや舞台芸術に関わっていけるだろうか、とぼんやり考え始めた時期でした。
会社で仕事をしながらになるためどこまで何ができるかわからないけど、やってみたい、と伝え立ち上げメンバーとなりました。
Sharoの友人、冴月里実とCarolyn Minxをパフォーマーに加えLady Bunnies Burlesqueは生まれました。
バーレスクはまだエンターテイメントとして日本に馴染みがなく、そのコスチュームやパフォーマンスから男性向けエロなイメージを持たれやすいです。
ただ、私たちがやりたかったのは女性をターゲットにしたバーレスク。
女性の体のラインを最大限に綺麗に見せるコルセットを着て赤いリップをつけハイヒールでパフォーマンスをする。
女性の男性化など言われることがあるかと思いますが働く女性が増え性別で仕事や生活、役割が決められるなんて古い世の中になる中、それでも女性はオンナであることを時には意識できるような、そんな象徴になりたいというのがコンセプトです。
団体名をつける、ロゴを考える、コンセプトを決める、ライブの内容を作る、小屋を決める、メンバーを集める、SNSを立ち上げる、広報する、チケット発売をする、グッズを作る、、、、
立ち上げからライブに向けて山ほどやることはありました。
その中で私が会社員で身につけたスキルを活かせる強みと、逆に弱みも見えてきました。
(ミュージカルを職にした時にもつながる強みと弱みの発見になったと思っています)
強みは、パソコンを活用したスケジュール管理、タスク管理、議事録作成、小屋やスタッフとの連絡、各種サイトの比較と運営、レポーティングなど。
弱みは、クオリティを0→1で作ること全般。
コンテンツの内容を意見出しすること、その時の振り付けや衣装のイメージ、など。
こう考えるとライブをやるにも、仕事でイベントをやるにも、規模の大小あれどちゃんと役立つノウハウは自分にもあるんです。
・・・自分の話になってしまいましたが、そうしてなんとか第一回目のライブができたのが2017年の6月。
結果は大好評でした!
参加ができるコンテンツをちりばめ、ただ見るだけではなく一緒に楽しむライブはライブやバーレスクに慣れていないお客様にも受け入れてもらえました。
楽しい空間を作る、その瞬間に居合わせるということがどれだけ幸せなことなのか、と改めて感じた一日でした。
ナマのライブは、そこにきていただいたお客様の反応を直に感じることができます。
その代わり、収益はそこからしか生まれません。
半年かけた作品も一日で全てが終わるのです。
そう言った舞台芸術の難しさと素晴らしさを感じ、もっとライブを作っていきたいと思ったのがスタートでした。
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