今だから思う、会社生活と私の限界
実は会社の最終出社は2018年12月28日、
そこから、フルフル有給休暇をいただいて最終的な卒業は2019年3月4日の予定です。
つまり、2ヶ月ちょっと有給休暇をいただいています。
当時の部下にブログを書いてくださいよ、と言われてから思い腰を上げたのが昨日 笑
そう、すでに私の人生の夏休みはほぼ1ヶ月過ぎようとしています。
毎日朝起きて会社に行くためにバタバタと準備をして
満員電車に乗って
ギリギリに席についてPCを立ち上げ
今日の予定を確認して
予定をこなしながらひらめいた「やったほうがいいこと」を自分で調べて
またタスクに追加して。
ミーティングでは上司から組織の動きや部下からの進捗・課題報告を聞いて
それをどう対処しつつ部署を動かしていくのか。
そんなことを繰り返していました。
私は自分が所属していた会社のことが基本的には好きだったので
全く否定するつもりはないのです。
だけど変化の激しいIT企業、さらに12年働く中でどんどん大手に成長したR社は
ふと立ち止まって自分が立っている場所を見つめなおしたり
周りの流れに身を委ねてみたり
会社の外で起こっていることを自分ごとのように考えてみたりする時間を
与える隙がないほどのスピード感だったように感じます。
そんな中で私がこの会社を辞めて次に行かないといけない、という感覚を強く感じたのは部下から言われたこんな言葉でした。
「yukoさんは、この部署をどうしていきたいんですか?」
誤解を恐れず言い切ってしまうと、私にはなかったのです。その答えが。
どうするべきなのか、どうしていったほうがいいのかは分かります。
でも、どうしていきたいのか、がもう無かったのです。
CAN/MUST/WILL という言葉をよく聞くと思います。
できること、やらなくてはいけないこと、やりたいこと。
この3つが重なる部分を大きくして自己実現をしていけることが、自分の力を最大限に発揮できるポイントだと、偉そうに部下に話ししていました。
まさにこの3点のうち、やりたいことがもうここには無かったのです。
自分がメンバーだった時からミュージカルのことばかり考えていたのでそれは変わらなかったのですが、それは自分自身の問題なので、見過ごすことができていました。
ただ、自分がマネジメントをして人の人生に関わりそして組織を作る身となった時に
それはとても大きな問題で、自分の限界のように感じました。
そしてそのGAPに気づいてしまってからはそのとても辛い気持ちをひた隠しにし、必死にできること・やらなくてはならないことを考えていました。
そしてついに退職を決めた2018年3月。
上司に素直に報告をし、一定の理解と応援をいただきつつ、マネジメントの責任を果たせる形を作ってからという約束のもと、2018年12月末に最終出社を迎えたのでした。
今感じる時間の流れはこれまでの約12年と全く異なるものです。
毎日自分がやらないといけないことを自分で決めれる自由は、とても魅力的であり時に焦りにもつながっています。
基本的に怠惰な性格の私はR社のようにどんどん自分に課題を課してきてやらざるをえないくらいの環境の方が本来以上の力を発揮できるのかもしれません 笑
自分がここに生活の一部を公開していくのも
夢を追いかけたい全ての人の少しの糧になればいいと思う一方
実は自分を鼓舞するためかもしれませんw
ちゃんと前に進むことを誓った気持ちを忘れないためにも
長々と書かせていただきました。
今日も外寒そうだな・・・(←すでにだらけた発言。。。)